武陣太鼓

戦国時代の太鼓スタイルをモチーフに歴史に登場する武将や偉人らの生き様を音楽作品として蘇らせた芸能

よろい作り(腹当て・脛当て制作)

武陣太鼓は、太鼓を背中に背負っていた
軍楽のスタイルをモチーフに、
組太鼓に編成しなおした特殊なスタイルが
特徴です。

その中の衣装も特徴的です。

2020年は残念ながら新型コロナウィルスの
影響で中止となりましたが、
毎年5月5日、兵庫県三木市で行われている
「別所公春まつり」で、
太鼓奉納をさせていただいております。

衣装提供:三木甲冑倶楽部 
https://mikiyoroi.com
衣装制作:播磨国造社 
https://eetoko.com

衣装として身に着けている腹当て・脛当てを
播磨国造社 藤井さんご指導のもと、
メンバー2名が昨年、制作してきました。

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穴あけ作業

この腹当て・脛当ては、
ボンテックス紙を使用している為、
武士が身に着けていた鉄板とは違い、
とても軽く動きやすいものになっています。

工程自体、難しくはなかったけれど、
型取り・穴あけ・紐通し等の1つ1つの作業を
根気よく続け完成したら、
自分の思いがこもった、
たった1つのモノが出来上がりました。

これらを現代版に蘇らせる作業には、
様々な創意工夫がされていると驚かされます。

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完成した腹当て・脛当て

よろい制作したメンバーからは、
「兜や陣羽織もほしくなった。」

「腹当てにオリジナルの紋章をつけたい。」

「戦国時代の武士の美学の一端を
垣間見ることができ、興味深かった。」

「自分の命を守る大事な道具なので、日々手入れや修理も欠かさなかったのだろう。」
という感想を聞けました(^^)


武士にとって甲冑は、命を守るためのもの。

自分たちで作った腹当て・脛当ては、
命を守るものではないけれど、
身に着けると勇ましい気持ちになり、
身が引き締まります。




私にとって武陣太鼓の曲は、
打っていると、いろいろな迷いや悩みが
頭から消え、不思議と力が湧いてきます!

観て聴いて下さる方々に勇気やチカラを
届けられるような演奏をしていきたい。
そして、
地域の文化や芸能を、関わるみなさんと共に
大切にしていきたいと思います。


Next Stage Performance【Namy from VONBON JAPAN2020】
2020.12.12(土)14:30-
神戸ファッション美術館オルビスホール
http://vonbon.jp/namy-from-vonbon-japan-live/

ブログ連携リレー2020.7.1→12.12】

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http://vonbon.jp/category/blog-en/

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